「一番大切なのは思いやり」祖母から受け継ぐ信念
創業時の社是にある“他に喜びを与える”というフレーズ。ルーツを辿れば、そこには100歳になる祖母の存在があります。
江戸から昭和にかけて渡船業を営んでいた実家は、島一番の大家でした。いつも物資を受け取りに来る人で賑わい、その中心にはいつも祖母の姿がありました。ガス炊きの風呂やテレビがまだまだ珍しい時代。「良かったら風呂に入っていって」「テレビを見ながら一緒にお酒でも呑みましょう」と、訪れる人をもてなすことが大好きだった祖母は“与える人”そのもの。
『人間は責任と常識や。でもそれだけではいけない。もっと大切なものがある。それは思いやりなんやで』と中学生の頃に言われた言葉は、ずっと私の胸にあります。
GIVE GIVE GIVEの精神で周りを笑顔にする会社に
自分の周りにいる人を笑顔にするために、挑戦し続ける。
この先もそんな会社でありたいですね。アンビションは、若い社員も多いです。挑戦には迷いもあるでしょう。そんな時は自分の原点に戻り、何がしたいか、何のために頑張るのかを考えることです。その先にある答えが、自分ではなく周りを向いた瞬間、挑戦心というガソリンが燃え盛るはずです。
アンビションは、GIVE GIVE GIVEの精神で他に喜びを与え続けることを皆様に約束いたします。
代表に聞く!一問一答
Q.性格を一言で言うと?
A.ポジティブ。自分の考えや想いは社員にダイレクトに伝わるポジションなので絶対にネガティブな発言はしないようにしています。失敗をした時でも、「勉強になった」「教訓になった」という考え方です。前に進んでいくために大切なことだと思います。
Q.人生で大切にしていることは?
A.「満足を追求すること」です。満足といっても自己満足ではありません。自分が接する人の役に立ったり、喜ばせたりする気持ちを大切にしています。その気持ちを社員にも伝え、周りに喜びを与えていける人物に成長するよう促しています。
Q.思い出に残る“挑戦”は?
A.起業した時です。当時年収1000万円の生活を捨て、妻と6歳・3歳・2歳の子どもを抱え、自分が目指すのは“安定”じゃない。人生は一度。やりたいことをやらずに死ねない!と机と電話一つで求人事業を始めました。家族には迷惑もかけましたが、ここまで会社が大きくなり、志の高い社員と一緒に仕事ができることに、あの時の選択は間違っていなかったと改めて思えます。